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無借金の実現で念願の新店舗をオープン!!

株式会社 銀座(小売業) 代表取締役 薄田 誠 様

努力すべきポイントを共有。一丸となって業績向上に挑戦した

『MAS 監査』の導入を機に、まず「自分たちが何をがんばればいいのか?」がわかりました。同時に決算書を読む勉強会を開催。業績向上には「売上拡大」「粗利益率アップ」「コスト管理」という3 つのポイントを共有しました。

その上で社長以下幹部が経営改善を分担。例えば「売上拡大」ではイベントやセールを企画・実施。「粗利益率アップ」ではメーカー倉庫から廃番品を探し出して格安で仕入れることにしました。

また、「コスト管理」では在庫管理を徹底した他、営業時間内に全員で掃除を行い、売れる商品がほこりをかぶることをなくし、無駄な発注とコスト削減に繋げました。これらを年間計画に盛り込み、毎月の予実会議で管理していったんです。

スタッフ満足の追及をしながら無借金経営と新店舗出店を実現

今では毎年3 月に開く経営計画発表会に各社員の目標までを盛り込むなど、経営に対して全社で取り組んでいます。

利益率向上やコスト削減が自分たちの給与やボーナスに直接結びつくことが理解できれば、おのずとスタッフのモチベーションは高まりますからね。
先代の頃から「スタッフ満足の追求」を掲げ、社員を大切にしてきた土壌があったからこそ実現できたことだと自負しています。

こうした取り組みの結果、利益を出せる企業体質になりました。前期は過去最高の売上を達成。無借金となったのを機に昨年、2 号店をオープンしました。ここで得たノウハウを生かしてさらに出店を加速していく計画です。